フロアコーティングは耐久性の高さで選ぶのがお勧め

キッチンやダイニングなどの傷みやすいフローリングを保護してくれるフロアコーティングは、現在では一般住宅でも普及しており、フロアコーティングで使用する塗料の種類も様々です。たとえば、アクリル系樹脂ワックスによるフロアコーティングは、作業の手間がかからず低コストで施工できますが、これは主にフローリングのつや出しを目的としたものなので、床を保護する性能は十分ではありません。また、耐久性が低くてちょっとした摩擦ですぐに削れてしまうアクリル系樹脂ワックスは、最大でも3年程度しか長持ちしないので、その効果が切れる前に定期的に塗り直す必要があります。ワックスは自分で塗り直すことも可能ですが、素人が自分で塗るのは簡単ではありませんし、かといって定期的に業者に来てもらうとメンテナンス費用がかかってしまうので、やはり耐久性が高さで選ぶほうがお得です。

最近はウレタンやシリコン、ガラスなど様々な素材を使用した塗料が使われていますが、近年、その耐久性の高さからシェアを伸ばしているのが「UVコーティング」というフロアコーティングです。UVコーティングとは、紫外線(UV)を照射すると化学変化が生じて硬化する特殊な塗料を使って行うフロアコーティングで、初期費用は他の塗料を使用する場合よりも高くなりますが、一度塗ってしまえば20年以上メンテナンスなしで利用できるので、長期間の使用を前提とすれば結果的にコスト節減につながります。また、UVコーティングは光沢がキレイに仕上がり、耐摩耗性や耐熱性、耐水性なども高いので、キッチンやダイニングのフローリングにも最適です。なお、UVコーティングをすると床のグリップ感が増して滑りにくくなるので、家中を走り回る元気なお子さんやペットがいる家庭でも安心です。

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