お風呂のリフォームを考えるはどのような時でしょうか。自宅のお風呂が老朽化した。水漏れ等がある。などの場合もあるでしょうが、年月が経った自宅という点では、そこにすんでいる人も同じ、高齢化による浴室の段差が大変。

寒くてヒートショックなどが心配といった場合もあるかと思います。そのような場合には、条件がありますが、高齢者の介護保険の適用や、各種補助金の検討が可能です。特に東京都では浴槽に関しては、各市区町村で助成制度などを設けている場合があります。また、介護保険で要支援以上の認定を受けている場合には、手すりや段差の解消など一定程度の改修に関しては20万円までの介護保険適用により、負担金を１割から２割程度に削減することができます。

ただし、介護保険適用にはその場所の住民であることが必要なため、将来東京都内に両親を呼び寄せたい。などの場合は適用が難しい状況にあります。なので、現在東京都内に両親と在住している。などの場合であれば、自宅のお風呂のリフォームを考える前に、両親が介護保険の適用対象年齢（６５歳）以上であるか、そして何らかの介護や支援を受ける状況なのかを確認し、自宅のリフォームの前にまず、各行政機関や役所などの高齢者福祉の窓口などに相談することも一つの方法です。

浴室の改修は多額の費用もかかります。また、高齢者の事故は浴室で多く発生していることも事実です。少しでも安心して生活ができる場所にするために一度検討してみるのも手かもしれません。